CLOSE

夏バテにならないために!暑さに勝つ対策と本当に効く食材まとめ

Fotolia_86478564_S

 
amano01消化ライフ編集室の、担当アオイです。座右の銘は「健康は、毎日のコツコツとした積み重ね」です!さて、寝苦しい夏の夜が続きますね。皆さんは、普段から夏バテを予防したり、解消する食事はしていますか?スタミナをつけるために土用の丑の日にウナギを食べる、という方もいらっしゃるかもしれません。小さな頃から「夏を乗り切るために、うな重の出前をとる」というのが我が家の習慣でした。うな重といえば、うなぎのふっくらとした身、タレと絡まった熱々ご飯のハーモニーが美味しいですよね。

 

・知らなかった?! 本当に効く夏バテ解消食材

IMG_4732.JPG

amano02ただ、現代では栄養価の高い食事が当たり前となり、うなぎは夏バテ解消の効果はあまり無いとされているそうです。

では、どんな食事が効果的なのか探っていきたいと思います。まずは、夏バテの原因と対策から確かめていきましょう。

 

・こんな時は注意報!激しい暑さや寒さ

クーラーが最大に効いた部屋から、照りつける真夏の屋外に出た場合、温度差がとても激しくなります。それが、夏バテの原因です。私たちは自律神経を調整して、汗をかいて体を冷やしたり、熱を出して体温を上げています。夏場の急激な温度変化についていけず、自律神経のバランスが崩れてしまい、その結果として夏バテになるのです。

【私の夏バテ対策】その1

priscilla-du-preez-228220

クローゼットから重ね着できるような服を選び、クーラーによる負担がかからないようにしています。特に、スーパーやレストラン、コンビニなどは食材を冷やすという目的もあり、かなりクーラーを効かせています。そのような温度差の激しい場所に行く時は、カーディガンを着たり、ストールなど羽織るものをバッグに入れておくと便利です。

・現代人の悩み! 手足の冷え

手足の冷えも夏バテの原因となります。人間の体には、目には見えないたくさんの血液が通っています。冷えが原因で血流の流れが悪くなり、胃腸など消化機能の働きが弱まったり、生理不順や頭痛で体調不良を訴える人がこの季節は多くなるのです

【私の夏バテ対策】その2

caroline-attwood-301746
オフィスのクーラーで体が冷え切ってしまった、という場合には、体を温める食事を取り入れています。例えば、サーモンです。漢方では、サーモンは冷え性や疲労、倦怠感に効くそうです。他にも、ショウガやニンニク、クコの実を効かせた韓国料理・サムゲタンで、体をポカポカにします。その日の体調によって食材を使い分けましょう。また、夏はついシャワーを浴びて体を冷やすことだけを考えがちですが、たまには温かいお風呂に浸かって、手足の温度を上げるのも大切です。

・翌日もウトウト!つらい睡眠不足

日中はセミが鳴き、汗で寝苦しい夏の夜。猛暑が続く今年のような夏は、どうしても睡眠不足になってしまいますよね。人間が快適に過ごせる気温は、一般的に25度前後と言われています。人は夜眠ることで、心や体を休養させたり、記憶の整理をしています。皆さんも、眠れないストレスで、イライラしやすくなったり、翌日の仕事中もウトウトしてしまった、という経験があるかもしれません。睡眠不足が原因で、疲労がどんどん溜まっていき、夏バテの原因となってしまいます。

【私の夏バテ対策】その3

christopher-campbell-40367

休日は、ゆったりとお昼寝をするのが私流です。また、夏の暑い日の家事も、かなりのエネルギーを消耗します。火や油を使わずに、買ってきたお惣菜を上手に活用しましょう。自宅に届くネットスーパーや通販も便利です。他には、リラックス効果の高いヨガでストレッチをして、呼吸を整えます。暑い日は自律神経が乱れることで呼吸も乱れがちになりますが、深く息を吸って吐く、という動作を意識的に繰り返すだけでも自律神経は整います。また、眠れないからといってゲームやアルコールに走るのは逆効果。ゲームの光に興奮して目が冴えたり、アルコールに依存してしまうことは、快適な睡眠から遠ざかります。

夏バテの原因は様々。では、体の熱を冷ましたり、胃腸回復に効果的な食材をご紹介します。

【夏に食べたい旬の野菜】

d9b07d8a1408ee30a01d6cfdc7f90ca2_l

トマト
【効果】・・・脂肪の増加を抑える
キュウリ
【効果】・・・熱を冷まし老廃物を出す
ナス
【効果】・・・胃腸の働きを調整する
ミョウガ
【効果】・・・血の巡りを良くする
カボチャ
【効果】・・・胃腸機能を高める

【夏に食べたいフルーツ】

julien-pianetti-230463

パイナップル
【効果】・・・体調不良や便秘に効く
スイカ
【効果】・・・体の熱を冷ます

おすすめしたいレシピは、ソースさえあれば簡単にできるバーニャカウダや夏野菜のソテーを添えたカレー。他には、冬瓜は熱を冷まし、解毒する作用があると言われています。デザートには、スイカジュースやヨーグルトのパイナップル合えも夏らしい一品です。豚肉やイワシも夏バテ回復に良いので、冷しゃぶサラダやイワシの梅干し煮などいかがでしょうか。

いつもの感謝を込めて おかゆやリゾット

julien-pianetti-147831

胃腸は常に私たちのために働いてくれています。日頃の感謝を込めて、胃腸に優しいおかゆや、リゾットはいかがでしょう。「うっかり風邪をひいてしまった」「気をつけていたけれど、体調を崩してしまった」そんな時でも、おかゆやリゾットなら食欲が湧いてきます。鶏肉や干し貝柱でダシをとったり、シラスをトッピングしたりとバリエーションを工夫してみましょう。チーズやトマトを加えたリゾットは少量でも満腹感があります。

「おかゆやリゾットを食べても、胃腸の調子が優れない・・・」という時は、我慢せず早めに病院へご相談ください。

参考文献:
 旬を楽しむ81の簡単レシピ ふだん着の薬膳
 健康でありたいシニア夫婦のために 薬膳レシピ 12か月

先生からのアドバイス

関連記事

新着記事

人気記事

TOPにもどる